「節約のために日々のランチはお弁当持参です!」という人も増えているのではないでしょうか。
ただ、気温が上がるこの季節、気になるのが食中毒。

そこで早くも注目されている「夏仕様のお弁当箱」を知っていますか?

実は、食材が傷まないように工夫されたお弁当箱が登場。
最新のお弁当箱を取材しました。

東京・渋谷のロフトには、さまざまな用途に合わせたお弁当箱200種類以上が並べられています。

最近、問い合わせが増えているというのが“お弁当の傷み”にまつわる商品だといいます。

保冷剤を入れたほうがいいとは思いつつ、つい忘れてしまったり、入れたあとに水滴でぬれてしまったり…。

このような悩みを解決すべく、発売されたお弁当箱がこちら。
ふたが保冷剤になっているんです。

ふたに保冷ジェルが内蔵されているということで、前日から凍らせておけば保冷剤の役割を果たしてくれます。

一体化しているので中が漏れたり、洗う時に外れたりする心配もありません。

他にも、売り場では「食べたあと、もうちょっとコンパクトになったらいいな。荷物になるので」という声が。

そういった人のためにオススメなのが、食べ終わったあとにコンパクトに畳めるタイプのお弁当箱。
シリコン素材で作られていて、半分の厚さまで畳むことができます。

以前、ご紹介した「折り畳める水筒」と合わせれば、帰り道のかばんの中はかなり余裕ができます。

さらに、お弁当でもしっかり野菜を食べたいという人に人気を集めているのがドレッシングカップ付きのサラダケース。
ふたにドレッシングカップがついていますので、食べる直前にかけることができます。

そして、値上がりが続くお米よりも今は、パンをよく食べているという人にオススメなのが、その名も「折るサンド」。

広げたケースの上に食パンと好きな具材をのせて、ケースの折り目に沿って畳んでいけばあっという間にサンドイッチが完成!
そのままケースとして持ち運ぶことができ、手を汚さずに、ワンハンドで食べることができます。

ただ、今年度食中毒のニュースもすでにありました。
しっかりと対策は行っていきたいところです。

農水省によりますと、作り置きなどお弁当に入れる時はそのまま入れるのではなくて、再加熱が必要ということです。

冷蔵庫の中で菌の増殖が抑えられていた状態で、作り置きを入れてしまうとお弁当箱の中で細菌が増えてしまいますので、それを防ぐために加熱するようにしてください。

また、保冷剤の代わりにカップのゼリーを凍らせて入れている人は要注意。
実は、解けた時の水滴が菌の発生の原因となり得るので、周りの食材とおかずのカップで区切るなどして水滴が周りに行かないように気をつける必要があります。