大分県佐伯市の歯科医師の男が2024年、治療中の患者に対し同意なくわいせつな行為をしたなどとして有罪判決を受けました。

不同意わいせつなどの罪で有罪判決を受けたのは、佐伯市の歯科医師、阿南恵三被告62歳です。

判決によりますと阿南被告は2024年6月、治療に訪れた当時50代の女性に対し同意なくキスをしたなどととされています。弁護側は不同意わいせつ罪について無罪を主張していました。

大分地裁で9日開かれた判決公判で北島聖也裁判官は「被告人の供述は捜査段階から変遷があり不自然不合理」などとして阿南被告に対し懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

弁護側は控訴する方針だということです。

テレビ大分
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