福島・白河市で2日、閉店後の青果店に“黒帽”の2人組が侵入。最初レジを狙ったが空であったため店内を物色し、5kg米1袋と菓子計約6600円相当を盗んだ。犯行中の話し声は聞こえなかったものの、防犯カメラは低い男のような声を一度だけ録音していた。被害に遭った店長は「うちで終わりにしてもらいたい」と話している。
レジ見るも空…コメに目を付ける
福島・白河市の閉店後の青果店で2日午前4時頃、カメラが捉えたのは、黒っぽい帽子を深くかぶる怪しい2人組だ。

商品を手当たり次第に箱に詰め、手にしたのは茶色い袋…コメ泥棒だ。
被害に遭った店の店長は「今コメも仕入れが中々入ってこない状態で、簡単に盗まれて怒りというか、やるせない気持ち」と話す。

その犯行には、ある特徴があった。窃盗犯がライトを照らし、初めに狙ったのはレジだ。
引き出しを開けるが、中身がなかったのかすぐに閉じてもう1台へ。大きな音をたて、中を確認するが、こちらも空だったようだ。
「このままでは終われない」とでも思ったのか、店内を物色する2人。その時、1人が目を付けたのがコメだった。
低い男のような声が防犯カメラに残る
被害にあった店によると、盗まれたのは5kgのコメ1袋と菓子類、合わせて6600円相当。

犯行時、大きな音を立てていた2人組。一方で、話し声は聞こえていなかった。しかし防犯カメラは、一度だけ犯人とみられる声を捉えていた。それが、低い、男のような声。
被害に遭った店の店長は「次に被害が出なければいいなって感じで。うちで終わりにしてもらいたいなって感じ」と話している。警察は窃盗事件として捜査を進めている。
(「イット!」5月8日放送より)
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