上質なサービスを売り出す外国船籍のクルーズ船が8日、秋田港に寄港し、港では盛大な式典で観光客をもてなしました。
8日午前9時過ぎに秋田港に到着したのは、バハマ船籍の「シーニック・エクリプス2」です。4日に東京を出港し、仙台や函館を経由して今回初めて秋田港に寄港しました。全長168メートル、幅21.5メートルとそれほど大きくありませんが、船内での高級なサービスを売りにするラグジュアリークラスのクルーズ船です。
港ではあきた観光レディや小町娘が出迎え、民謡が披露されるなど、降り立った乗客を早速楽しませていました。また、船のスタッフに花束や秋田の特産品が贈られました。
石川萌恵子アナウンサー:
「クルーズ船の乗客を乗せたバスが出発していきます。桜の季節が終わったいま、観光客は何を楽しみにしているのでしょうか」
オーストラリアから参加した夫婦は「歴史のツアーに参加する。秋田には魅力的な場所がたくさんあるが、滞在時間が短いので行くところを選ぶのが難しい」と笑顔で話していました。
ギリシャから参加した男性は「秋田に初めて来てワクワクしている。千秋公園に行ったり秋田犬を見たりしたい」と秋田での観光を楽しみにしていました。
クルーズ船は、20日まで石川・金沢市や広島県を巡る予定です。
(※シーニック・エクリプス2の「2」はローマ数字)