愛媛県で平成以降として最大の山林火災が起きた今治市で、梅雨を前に雨水や灰が焼け跡近くの住宅地に流れ込まないよう、土のうの設置が8日も行われています。

この山林火災では草木が焼失して山の保水力が低下し、土砂の流出など二次災害の危険が指摘され、今治市は住宅地に近い焼け跡21カ所で4月に調査を実施しました。

このうち114世帯が暮らす今治市朝倉北の緑ヶ丘団地地区の裏山では、灰や雨水が流れ込む危険があるとして、5月に入り雨水が集まりやすいポイントを中心に、排水溝に溜まった落ち葉や土砂の撤去、土のうの設置が進められています。

近所の人:
「これから雨のシーズンですから一番心配していたことなんですね。それをすぐにやっていただいていますので、まずは一安心です」

今治市は、梅雨を前に焼損した場所の見回り調査を続け、必要に応じて土のうの設置など応急処置にあたるとしています。

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テレビ愛媛
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