女子バスケットボールWリーグ2部フューチャーリーグのアランマーレ秋田の選手やヘッドコーチが7日、秋田市の沼谷市長にシーズン終了を報告し、来季の1部昇格に向け意気込みを語りました。
秋田市役所を訪れたのは、アランマーレ秋田の小嶋裕二三ヘッドコーチと、新シーズンのキャプテンに就任する秋田・大仙市出身でフォワードの高橋悠佳選手、副キャプテンのフォワード・佐藤千裕選手など6人です。
チームは今シーズン、Wリーグ2部のフューチャーリーグを8勝17敗、6チーム中5位で終えました。
今季の戦いについて小嶋ヘッドコーチは「ふがいない結果に終わった」と振り返る一方、「立て直して巻き返す」と来季への闘志を燃やしていました。
沼谷市長は「新しいキャプテンと副キャプテンということで、僕も新しい市長で、市役所の皆さんの力を借りて・引き出して、自分ができないことはできない、分からないことは分からないというふうにしている。キャプテン・副キャプテンがそういう姿勢でやっていけば、たぶんチームもまとまっていく」と話しました。そして「秋田市は女子バスケの競技人口が多い。子どもたちの目標となるよう活躍を期待する」と激励しました。
アランマーレ秋田・高橋悠佳主将:
「元気のあるチーム。勝負どころで勝ち切るところを秋田の皆さんに見てほしい。目の前の一戦一戦を勝ち切って戦っていきたい」
アランマーレ秋田・佐藤千裕副主将:
「来シーズンはとにかくたくさん勝って(1部の)プレミアリーグに自動昇格できるように頑張りたい。地域に愛されるチームをつくっていきたい」
チームは5月1日から活動を再開。新戦力を加えて秋にシーズン開幕を迎えます。
フューチャーリーグは来季、新たに三井住友銀行が加わり7チームが総当たり戦で順位を決めます。このうち1位のチームが自動で昇格。2位のチームが1部プレミアリーグの下位と入れ替え戦を戦います。
(※高橋悠佳選手の「高」は「はしご高」)