福岡県北九州市出身で市の漫画ミュージアムの名誉館長を務めるわたせせいぞうさんが市長と対談し「北九州市を漫画の聖地として世界に発信する」ことなどを提言しました。

3年前から北九州市漫画ミュージアムの名誉館長を務めているわたせせいぞうさんは7日、武内市長を訪ね、サクラの季節の紫川を描いた「紫川・春のデュエット」など、地元北九州をモチーフにした作品2点を寄贈しました。

漫画やイラストの第一人者として創作を続けるわたせさんは、画業50周年を記念した企画展を11日までミュージアムで開催しています。

わたせさんは武内市長との対談の中で「多くの漫画家を輩出した北九州市が『漫画の聖地』としていち早く名乗りを上げ、世界からの集客につなげるべきだ」として漫画を活かして新たな交流や人の流れを作ることを提言しました。

対談後、報道陣の取材に応じたわたせさんは「北九州は多感な18年間を育ててくれたところ。だからそのDNAが作品のどこかに入ってる」などと故郷への思いを語りました。

テレビ西日本
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