八代市立の小中学校の再編について考える審議会が、「全市的な視点で再編を進める」などと取りまとめた答申を八代市教育長に手渡しました。
八代市教育委員会の中勇二教育長に手渡されたのは、八代市立の小中学校の再編についての答申です。
八代市教育委員会から諮問を受けた有識者などによる審議会が、2024年6月から八代市立の小中学校の再編への基本的な考え方について協議を重ねてきました。
答申によりますと、八代市での適正な学校規模は小学校が1学年当たり2から4学級、中学校は3から6学級と指摘。
適正な学校規模を確保するために、全市的な視点から再編を進め、近隣の学校同士で適正な学校規模にならない場合は、広域的な再編を検討するとしています。
八代市教育委員会では、今回の答申を踏まえ2025年度中に市民へのパブリックコメントを実施するなどして市教委としての方針を策定、2026年度末までに方針をもとにした具体的な計画をまとめる予定です。