今月11日の母の日に向け、シャクヤクの切り花の出荷が富山市で最盛期を迎えています。
シャクヤクの栽培が盛んな富山市の大沢野地区では、7日朝にJAあおば花き出荷組合の検査が行われ、担当者が手作業でレッドチャームやレモンシフォンなどのつぼみの開き具合を1本1本、確認してから出荷していました。
今年は、先月からの気温が平年より低めとなっている影響で、7日の出荷量は例年の半分のおよそ2000本に留まりましたが、今月11日の母の日までには例年と同じぐらいの本数が出せるとしています。
*JAあおば花き出荷組合 出町治雄組合長
「(出荷が)遅れて心配だったが、母の日に間に合わせることができた。短い期間だが大きく豪華な花を楽しめる」
シャクヤクの栽培は中山間地域の土地を活用するために始まり、JAあおば管内の大沢野や八尾、大山などの5つの地区で盛んに生産が行われていて、今年は去年と同じ14万本の出荷量を見込んでいます。