最大11連休となった今年のGWは、比較的天候にも恵まれ、富山県内の主な観光地には大勢の観光客が訪れました。
先月15日に全線開通した立山黒部アルペンルートには、先月26日から6日までの11日間で7万9500人が訪れました。去年より5200人増えています。
*香港からの観光客
「香港からきた。とてもきれい、圧巻。今年(の壁)は高くてよかった、どうやってつくったか知りたい」
*台湾からの観光客
「台湾からきた。先日1度来たが、吹雪の影響で『雪の大谷』に来られなかった。きょう雪の壁が見られて、とてもきれいで来てよかった」
入り込み数が増えた要因について立山黒部貫光では、当日予約が天候不良に見舞れ伸びなかった日があり個人客は全体で去年より減少したものの、観光需要の高まりで国内はじめ台湾からの団体客が好調だったためと分析しています。
一方、5日まで開かれていた『となみチューリップフェア』は、先月22日から今月5日までの2週間で33万2000人が来場、目標の30万人を3年連続で達成しました。
外国人観光客は去年を3700人上回る1万200人が来場し、そのうち、8割以上が台湾からの客でした。
*香港からの観光客
「とってもきれいだった」
*カナダからの観光客
「チューリップをみるために来た。色や形がいろんな種類があってきれい」
目標の30万人を3年連続で超えたことに主催者は「最終日まで花の見頃が続き、天候にも恵まれた」と分析しています。
そして、現在、笹平駅までの折り返し運転となっている黒部峡谷鉄道トロッコ電車の乗客数は、GWの11日間で延べ3万9000人余りとなり、去年よりおよそ5500人増えたということです。
*カナダからの観光客
「素晴らしかった。」
*観光客(千葉)
「少し空気は冷たかったが自然な景色が見られてとても楽しかった」