5月6日、八ヶ岳連峰の赤岳付近で倒れていた男性が病院に搬送され、死亡が確認されました。大型連休中に長野県内で起きた山岳遭難の死者は5人になりました。

警察によりますと、6日午後6時半過ぎ、山梨県警のヘリコプターが赤岳付近の長野県側斜面に倒れていた男性を北杜市の病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。

男性は5日、八ヶ岳連峰に入山した2人パーティーの1人とみられています。

6日夕方、同行者から「赤岳付近ではぐれてしまった」と山梨県警に救助要請があり、捜索していました。

警察が身元の確認を進めています。

4月26日から5月6日までの大型連休中に長野県内では少なくとも26件の山岳遭難があり、死者はこれで5人になりました。

県警は、力量に合った山を選ぶことや冬山同様の悪天候にも備えた十分な装備で山に入ることなどを呼びかけています。

長野放送
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