ゴールデンウィーク最終日の6日、福岡市東区のマリンワールド海の中道も多くの人でにぎわっていました。

ショーの場所取りの混乱を防ごうと、今年のゴールデンウイークは前方中央を有料の指定席にする工夫も。

4月26日から5月6日までに、6万人近い人が訪れました。

◆来館者
「おもしろかったし、(水が)かかったからびっくりした」

「熊本から。(ゴールデンウイークの)最後にここに行くぞと気合いを入れて来た。水族館が大好きだから」

イルカの華やかなショーでにぎわうステージ、しかし、その裏側では…

◆マリンワールド海の中道 飼育員 土江純平さん
「(価格高騰が)一番大きいのはイカ。今年(1キロ当たり)50円~100円値上がりしている」

物価高騰の波は水族館にも。

さらにイカやシシャモの不漁も重なり、エサの仕入れに苦労していると言います。

◆マリンワールド海の中道 飼育員 土江純平さん
「クジラの仲間は主食がイカと言われている。(エサを)替えたい気持ちもあるが、生き物の健康面を考えると替えられない部分もある」

現在は取引先を増やしてなんとかエサを確保しているそうです。

◆マリンワールド海の中道 飼育員 土江純平さん
「世間で物価が上がる中で困っている人もいると思うが、入館料を上げずに頑張っているので、かわいい生き物たちの姿を見に、遊びに来てもらえたら」

テレビ西日本
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