全国的な少子化にはなかなか歯止めがかからない。県内の「子ども」の数は10万5000人で、前の年と比べて4000人減ったことが分かった。
総務省の推計によると去年10月1日時点の県内の15歳未満の「子ども」の数は10万5000人で、前の年と比べて4000人減った。県民全体に占める割合は10.4%で、前の年に比べて0.3ポイント減少し、都道府県別では42位となっている。
また、今年4月1日時点の15歳未満の子どもの数は全国で1366万人と、前の年と比べて35万人減少した。人数の内訳は、男子が699万人、女子が666万人。減少は44年連続で、統計が残る1950年以降の過去最少を更新し、全国的に少子化の進行に歯止めがかからない現状が改めて浮き彫りとなった。