5日は、こどもの日。県内各地で子ども向けのイベントが行われた。山形市の大通りにははたらく車が大集合し、子どもたちが憧れの車に大興奮だった。
(リポート)
「市の中心部七日町大通りにやってきた。普段車が通っているこの道がご覧ください。このように歩行者天国になって大賑わい。集まったはたらく車たちに子どもたちは興味津々」
5日、山形市で行われたのは、はたらく車が一堂に会するスプリングフェスティバル。市の中心部、七日町大通りには、パトカーや除雪車などはたらく車およそ30台がズラリ。普段、乗ることがない車に子どもたちは大興奮。今年は民間救急車も初登場し、見慣れない車に子どもだけでなく大人も興味津々。特に人気だったのが、消防車。かっこいい防火服を身にまとい、うれしそうに記念撮影をしていた。
(子どもたち)
「消防車に乗ったのが楽しかった」
(子どもたち)
「自衛隊が楽しい。かっこいいところ」
(子どもたち)
「楽しかった。(どんなところが?)きれい(何がきれい?)お空」
(子どもたち)
「これくらいの規模の車が揃うのがあまり見たことがないので楽しかった」
(子どもたち)
「自衛隊のとか。色がかっこよくて乗ったかいがあった」
5日のイベントには13万人が訪れたという。
(泣き相撲・取り組みの様子)
「はっけよい、のこったのこった!のこったのこった!」
一方、鶴岡市の荘内神社では、子どもの健やかな成長を願って2015年から行われている名物行事「泣き相撲」が行われた。
今年は過去最多となる、生後3カ月から2歳までの「令和生まれ」の180人の赤ちゃん力士が県の内外から参加し、鉢巻き姿も勇壮に、おそらく人生で初めてとなる真剣勝負に挑んだ。
ルールは「大きな声で泣いた方が勝ち」という、至ってシンプルなもの。行事役の神職の掛け声で、さっそく元気良く泣き出す勝負勘が良い赤ちゃんや、まったく泣く気配が無い、首だけでなく肝まで据わった赤ちゃん。そうかと思えば、取り組みの前からすでに泣いている手際の良い赤ちゃんもいて、初々しい様々な表情で会場を沸かせた。
(酒田市から)
「Q取り組みは?泣くと思わなかったので大泣きしてくれて嬉しい。健やかに育って欲しい。Q怖かった?…(無言)」
(鶴岡市から)
「さっぱりでした(泣かなかった)…このまま泣かずに強い感じで大きくなってくれれば良い」
会場には赤ちゃんたちの元気な泣き声が響き、健やかな成長を祈る家族の笑顔があふれていた。
さて5日は子どもの日なので、子どもたちに「将来の夢」を聞いてみた。
子どもたちの長い行列の先にいたのは、山形市が生んだご当地ヒーロー「言霊戦士・ヤンバイダー」。憧れのヒーローのそばでキラキラと目を輝かせる子どもたちに聞いた。あなたの将来の夢はなんですか?
(子どもたち)
「たのしかった!ヤンバイダーになりたいです」
(子どもたち)
「着ぐるみの中に入ってみたい。はながたベニちゃんの着ぐるみ。可愛いから」
(子どもたち)
「チアリーダー。ダンスが好きだから」
(子どもたち)
「パトカー。泥棒を捕まえる」
(子どもたち)
「パティシエになりたい。いっぱい人が来る有名なケーキ屋さんになりたい」
(子どもたち)
「水泳選手。平泳ぎ。オリンピックはちょっと…県大会に出たい」
(子どもたち)
「農家。育てるとか作るのが好きだから。ジャガイモ・ニンジンとか」
子どもの夢を聞いたお母さんは…。
(母親)
「実家が農家だったのでそういう仕事に就きたいと思ってくれていることは嬉しい」