宮城県南三陸町では5月4日、地元の海産物などを販売するイベント「潮騒まつり」が開かれました。
「潮騒まつり」は東日本大震災で被災した地域ににぎわいを生み出そうと、南三陸町や石巻市の事業者などでつくる実行委員会が、毎年この時期に開いているものです。まつりは南三陸町戸倉にある神割崎キャンプ場の駐車場で5月3日に始まり、今年は20の事業者が店を出しました。
会場では、焼いたカキやホヤの串焼き、ホタテ汁など、地元で水揚げされた海産物などが販売されています。訪れた人は新緑に包まれたキャンプ場の雰囲気も楽しみながら、この時期ならではのさまざまな海の幸を味わっていました。
来場客
「きょう初めて来たんですけれども、みんな食べたいなと思ってしまいました」「孫やひ孫と来て楽しいです」
今年で10回目を迎えた潮騒まつりは、5月5日まで開かれる予定です。