川崎市で、20歳の女性が元交際相手の男の自宅から遺体で見つかった事件で、男が3月下旬になって、警察に対し「つきまといをした」という趣旨の説明をしたことがわかりました。
男はその後、行方をくらましアメリカに渡航していました。
この事件は、去年12月から行方不明になっていた川崎市の岡﨑彩咲陽さん(20)が元交際相手の白井秀征容疑者(27)の自宅で遺体で見つかったもので、警察はきのう、アメリカから帰国した白井容疑者を、死体遺棄の疑いで逮捕しました。
岡﨑さんは去年12月20日を最後に連絡が取れなくなっていましたが、警察はその2日後から白井容疑者への任意での聴取を始め、今年3月までの間、対面や電話であわせて7回行いました。
最後の事情聴取となった3月25日に白井容疑者は初めて「岡﨑さんにつきまといをした」という趣旨の説明をしたということです。
白井容疑者はその後、行方をくらましていて、先月8日までにアメリカに渡航したことが判明したということです。
警察はアメリカに渡った理由のほか、岡﨑さんが死亡した経緯についても白井容疑者が事情を知っているものとみて調べています。