4日午前3時すぎ、平戸市の黒子島南海岸でケミカルタンカーが座礁する事故がありました。
けが人はいませんでした。
事故があったのは平戸市の黒子島南海岸です。
平戸海上保安署によりますと4日午前3時すぎ、ケミカルタンカー「海晴丸」の船長から「海岸で乗り上げた」と第七管区海上保安部に118番通報がありました。
船は、通報から約10時間後に海晴丸が手配したタグボートで引き揚げられました。
船には船長を含む7人が乗っていましたが、けが人はおらず、油の流出などもありませんでした。
船は熊本の八代港から大阪の堺泉北港に向かっている途中でした。
平戸海上保安署は船が予定航路から外れていることを確認しています。
海保は 船を操縦していた78歳の二等航海士が船の進路を決める目安となる目標地点を別の場所と見間違えた可能性があると見て、事故の原因を調べています。