2日、運航を再開した長崎県のドクターヘリの部品の一部に変色が見つかり、再び、運航が休止となっています。

県のドクターヘリは、壱岐沖で3人が死亡した医療搬送用ヘリの事故を受け、安全点検などのため4月7日から運航を休止し、5月2日に再開したばかりです。

しかし、国の運輸安全委員会は2日、事故機のテール・ローター(後部回転翼)の一部に破断が見られたと発表し、同型機である県のドクターヘリでも3日、点検が実施されました。

その結果、点検を指示されたテールローターのコントロール・ロッドやヨー・アクチュエータとの取付部に問題はなかったものの、ヨー・アクチュエータにわずかな変色が見つかったということです。

県では、ドクターヘリを再び、休止して、変色が運航上、問題ないかなど、確認を進めています。

テレビ長崎
テレビ長崎

長崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。