子どもたちを事故から守ります。秋田市のボランティア団体が2日、市内の小学1年生に自転車用のヘルメットを贈りました。
秋田市の飯島南小学校を訪れたのは、脳に関連する障害がある人やその家族を支援する団体、秋田パイロットクラブの関係者で、1年生に自転車用のヘルメットを贈りました。
秋田パイロットクラブは活動の一環として、俳優の柳葉敏郎さんとともにチャリティーを目的としたソフトテニス大会を開催し、そこで集めた寄付金で秋田県内の小学1年生にヘルメットをプレゼントしています。
新1年生は、紙芝居を通してヘルメットをかぶることの大切さを学びました。紙芝居では、ヘルメットを着用せずに事故に巻き込まれるといかに危険かを、子どもたちに分かりやすく伝えました。
続いて子どもたちは、贈呈されたヘルメットを持ち、正しいかぶり方を確認しました。
児童たちは「ヘルメットをもらってうれしかった」「ヘルメットをかぶってイオンに行ってみたい」「頭を守ることを学んだ」などと話していました。
秋田パイロットクラブの鈴木幸明会長は「ヘルメットでしっかり頭を守って、元気で楽しく遊んでほしい」と活動に込める思いを語りました。