2日午前、秋田県鹿角市の神社でクマ1頭が目撃され、いまだ捕獲できず、午後6時時点でクマは床下にとどまっています。警察が周辺を警戒するとともに、市と猟友会が箱わなを設置して捕獲を試みています。
2日午前11時5分ごろ、鹿角市十和田錦木の金精神社で、60代の男性が神木の枝の手入れの下見に行ったところクマを目撃し、警察に通報しました。
その後、駆け付けた警察官と市の職員が、神社の床下に体長約1メートルのクマ1頭がとどまっているのを確認しました。
市の職員と猟友会が神社の床下の近くに箱わな2基を設置し、周囲の隙間を板で封鎖するなどしてクマの捕獲を試みています。これまでにけが人は確認されていません。
神社から最も近い民家までは20メートルで、警察は周辺に不要不急の外出を控えるよう注意を呼びかけています。