進化のスピードが加速しているAIですが、2日は「出会い」をサポートする世界初の技術の話題です。

恋人や結婚相手探しの方法が多様化する中、広がりを見せている「マッチングアプリ」。

政府の調査では「結婚相手との出会いのきっかけ」は4人に1人がマッチングアプリと答え、トップに。

一方で、街では「アプリの文章だけだと、相手のことがちょっとわからないかな」「会うまでその人がどんな人かわからないし、不安だなって思いました」といった声もありました。

この不安を、最新のAIを導入したマッチングアプリで解決しようとする新たな動きが。

このアプリの特徴は「音声データ」です。

まずはAIと会話をして、世界初という機能で自分の内面を分析。

その結果を基に、AIがマッチングした相手と顔を出すことなく、メタバース空間で音声だけでデートをします。
そして、デートでやり取りした音声を基にまた、AIが診断。
これも初めての機能だということです。

お互いの内面を知って、不安を少し解消してから実際のデートにつなげる狙いです。

早速、記者も体験してみました。

とおる(運営スタッフ):
水族館とかはリアルでも行きますか。

あすか(記者):
行きます、沖縄の水族館とかはすごかったですね、ジンベエザメが。

とおる(運営スタッフ):
確かに、美ら海ね。

そしてAIが診断した結果がこちら。
次のデートではスイーツや猫の話題で盛り上がれるとアドバイスをもらいました。

株式会社Flamers・佐藤航智代表取締役:
今後こういう話題にしてみたらとか、こういうふうなデートしてみたらっていう、そのサポートができるような形にできればなと。

出会いの場をサポートするAI。
進化はどこまで進むのでしょうか?

フジテレビ
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経済部
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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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