政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は2日の記者会見で、夏の参院選で兵庫選挙区から出馬する意向を表明した。
立花氏は「党の情勢として確実に2%を取り、国政政党に返り咲く」と強調した上で、兵庫選挙区からの出馬理由について「(現職の)浜田参議院議員と2人、全国比例で出ると選挙運動自体もかなり被ってしまう。特に浜田議員の当選確率を上げたい」と説明した。
また立花氏は選挙戦で「党の一丁目一番地、NHK問題を訴えていきたい」と述べたほか、「昨年からの兵庫県知事選の問題を具体的に解説していく」との方針を示した。
次期参院選の兵庫県選挙区には、自民党現職の加田裕之氏・公明党現職の高橋光男氏、いずれも新人で日本維新の会の吉平敏孝氏、国民民主党の多田ひとみ氏、共産党の金田峰生氏、れいわ新選組の米村明美氏、参政党の藤原誠也氏、前明石市長で元衆院議員の泉房穂氏も立候補を予定している。