四国新幹線の早期の整備を目指し、愛媛県や市と町などでつくる期成同盟会の総会が松山市で4月25日に開かれました。北陸新幹線の事例では運転区間が去年春に福井県敦賀市まで延伸された結果、利用客が1年間で25%UPした効果が示されました。
「愛媛県新幹線導入促進期成同盟会」の総会では、会長を務める中村知事が、県内の市町のトップや観光業の関係者たちに「四国の新幹線早期実現に向けた大きなうねりを作り上げていきたい」と意気込みを示しました。
このあと先行して整備されている北陸新幹線の区間延長に伴う経済効果をテーマに、日本政策投資銀行北陸支店の飯田一之さんが講演しました。
北陸新幹線は去年春に終点を石川県金沢市から福井県敦賀市に延伸。開業後の1年間で金沢と福井の間の利用者は約816万人になり、前の年から25%も増加。さらに首都圏や関西圏からのインバウンド客も増え、新幹線の開業が周辺の観光などへ大きな経済効果をもたらしたと説明しました。
参加者は、地域経済の成長につながる四国新幹線の早期の整備へ期待を寄せていました。
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