バスケットボールB3リーグの香川ファイブアローズは、B2復帰を目指し、週末、プレーオフ準々決勝に臨みました。

B3リーグ上位8チームのトーナメント方式で戦うプレーオフ。B2ライセンスを持つ上位2チームがB2昇格を果たします。リーグ戦・3位の香川ファイブアローズは準々決勝で6位の新潟と対戦。2勝した方が準決勝に進めますが、アローズは4月26日の1試合目は、惜しくも敗れます。負ければ敗退という崖っぷちの中、27日の2試合目を迎えました。

立ち上がり、良い守備から攻撃につなげます。B3リーグの年間ベスト5に選ばれた高橋克実がスリーポイントシュートを決めると。アメリカ出身のケニー・ローソンジュニアは、このディープスリー。28対17でリードして第1クオーターを終えます。

訪れた観客は2382人。大きな声援が選手たちを力強く後押しし、第2クオーターも、流れを引き渡しません。請田祐哉のレイアップシュートなどでコンスタントに得点を重ね、リードを広げます。後半には、アメリカ出身のアレックス・デイビスのダンクシュートや、小林巧のスリーポイントシュートなどで勢いづいたアローズ。第4クオーターには、ケニー・ローソンジュニアのダンクシュートもさく裂。アローズは87対63で勝利し、1勝1敗で望みをつなぎました。

(香川ファイブアローズ 4 PG 高橋克実選手)
「出だしから僕たちのバスケットボールをまず、やろうっていう話をしていたので、それを遂行できたのかなって思います」

(香川ファイブアローズ 藪内幸樹ヘッドコーチ)
「僕たちは次負けると、このシーズン終わっちゃうという所もあって。2つ勝つうちの1つを、しっかり取りたいという風に思ってやって、しっかり1つ取れて、つなげられたので良かったかなと思います」

28日午後7時からの第3戦でアローズが勝利すれば、あなぶきアリーナ香川、メインアリーナで行われる準決勝にコマを進めます。

(香川ファイブアローズ 藪内幸樹ヘッドコーチ)
「自分たちのやること、自分たちの姿を更新していけば必ず勝ちます」

(香川ファイブアローズ 4 PG 高橋克実選手)
「第1戦、第2戦という所を、まず忘れて本当にこの1試合、チームだったり、自分をしっかり信じて、楽しくバスケットボールをしたいなって思います」

岡山放送
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