サッカーのJ1リーグ、ファジアーノ岡山はアウェーで福岡と対戦し、土壇場のゴールで貴重な勝ち点1を手にしました。

前の試合、ホームで鹿島に逆転負けを喫したファジアーノ。4月25日、5位のアビスパ福岡とJ1での初対決に臨みました。

連敗は避けたいファジアーノですが、立ち上がりの前半7分、相手のコーナーキックから先制を許してしまいます。その後、猛攻に出るファジアーノですがゴールネットを揺らすことができず、0対1で前半を折り返します。

攻めの決め手に欠けるファジアーノは後半12分にブラジル人フォワード・ルカオを投入、ルカオの力強い突破で攻撃に勢いが出ます。

すると、コーナーキックのチャンスの場面で松本昌也が技ありシュート。待望の同点ゴールと思われましたがこれは前のプレーがオフサイドの判定となり取り消しとなります。それでも、ファジアーノは最後まで諦めませんでした。

後半アディショナルタイム、左サイドから攻め込み最後に押し込んだのはルカオ。値千金の劇的ゴールで追いついたファジアーノ。アウェーで貴重な勝ち点1を手にし、8位に順位を上げました。

(ファジアーノ岡山 99 FW ルカオ)
「監督に求められたことは常に攻め続けることJ1でも僕のパワーとスピードを見せたい。もちろんどの試合でも勝ち点3を目指している。きょうは最低限勝ち点1をとれて決して悪くない」

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「1ポイントだが、もぎ取ったという感覚。次につなげられるように全員で頑張っていきたい」

ファジアーノの次の試合は29日、ホームのJFE晴れの国スタジアムで13位の東京ヴェルディと対戦します。

岡山放送
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