間もなくゴールデンウィーク。久しぶりに遠出をという方も多いのでは?休みの日程や過ごし方について街の人はどのように考えているのか、広島で聞いてみた。
家族で田植え
40代の男性は、広島県庄原市の実家に帰り、兄弟が集まって田植えをするという。

仕事が落ち着き、休めなかった分を今代わりに休んでいて、それが5月まで続くので、大型連休になるという。

また、10代と60代の女性は二人とも、「人混みが好きではないので、外に出たくない」と家でゆっくりする計画のようだ。
先取りで旅行を楽しむ
20代のカップルは「ゴールデンウィークは仕事が休めないから今、先に旅行に来た。気分的には早めのゴールデンウィーク」だという。

女性は美容師で「土日祝日は仕事で地獄」という一方、男性はというと「僕は休みが暦通りなので楽しみ」と余裕の様子だ。

80代の女性は「めいがどこかに連れて行ってくれることを楽しみにしている。可愛がってもらっているから」と親類と出かけるのを心待ちにしている様子だ。
万博に行きたいが、混んでそう
30代女性は、仕事が忙しい時だが、根回しをして休みをとり、USJに行くという。万博については…

「万博も世界中の食べ物が日本の衛生基準で食べられるところに興味があるので、行きたいが、予想より混んでいるよう」として、迷っている感じだった。海外については「コロナ前に行ってから4~5年行ってないので、本当は行きたかった」と本音を漏らしていた。
一方、広島の崇徳高校新聞部は、高校生100人にゴールデンウィークの予定についてアンケート調査をした。

その結果は「予定を立てていない」が17人で最も多く、次いで「自宅で勉強」「友達と遊ぶ」がそれぞれ16人だった。「旅行に行く」は14人で、そのうち「万博に行く」は3人。大阪方面は万博で混むから避けて九州へ行くと答えた人が多かったそうだ。
ゴールデンウィークの祝日がどのような配置なのかをみると、28(月)を休めば前半で4連休に。さらに4月30日~5月2日の水~金の3日も休めば11連休が可能だ。連休は「書き入れ時」という人もいると思うが、コロナ禍以降、日本人の働き方、休み方は、柔軟になったのではないだろうか。
(テレビ新広島)