埼玉・羽生市の東北自動車道下り羽生PA近くでで24日、トレーラー、タンクローリー、軽自動車の3台が連続衝突し、そのうち2台が横転してトレーラーが炎上した。事故現場を捉えた映像では、高い炎と黒煙が立ち昇っていた。炎は約90分後に鎮火したが、トレーラーの運転席から1人の遺体が見つかり、タンクローリーと軽自動車の運転手も負傷したという。
東北道で合わせて3台が絡む事故が発生
埼玉・羽生市の東北自動車道下りの羽生パーキングエリア近くで24日午前6時前、カメラが捉えたのは、横転する2台の車だ。
同日午前5時半頃、トレーラーとタンクローリー、軽自動車の合わせて3台が絡む事故が発生した。

さらに、トレーラーからは真っ赤な炎が激しく燃え上がり、大量の黒煙がモクモクと立ち昇っていた。また、近くには軽自動車が車線をふさぐように止まっている。
撮影者は「窓を開けていたが、車内まで熱気が伝わってすごく暑かった。爆発でもしたら怖いなと」と当時を振り返る。

トレーラーとタンクローリーは壁に突っ込む形で横転し、トレーラーの運転席は黒く焼け焦げ、路上に部品が散乱していた。
トレーラーから1人の遺体
また、軽自動車は車体がグニャリとへこんでいて、後ろのタイヤはパンクしているのか、傾いている。

その後、火は約1時間半後に消し止められたが、消防によるとトレーラーからは1人の遺体が見つかり、タンクローリーと軽自動車の運転手もケガをしているという。
警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに、事故の原因を調べている。
(「イット!」4月24日放送より)
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