3月、岡山市南区で発生した大規模な山林火災で、新たに農業関連の施設に被害が確認されました。岡山市は田植えシーズンに向けて復旧を急ぐとしています。
岡山市によりますと、火災によって焼けたのは南区宮浦の山の中にあった ため池から田んぼに水を流す塩化ビニール製のパイプです。市が管理していましたが、4月1日から行った調査で焼失が確認され、現在、水を取れない状態となっています。
市は地元からの要望を受け、田植えシーズンが始まる6月上旬までに復旧させたいとしています。
約565ヘクタールを焼き、記録が残る中で岡山県内で最大の被害となった今回の山林火災。岡山市は、この他に被害がないか、県などと協力し調査を進めています。