新鮮な桜鯛の特徴は?調理の際に気を付けたいこと
良い桜鯛の見分け方について原田会長は「魚はこの目。もう黒々と輝いたこの目が一番新鮮でおいしい」と説明。さらにツヤがあり、太っているものが良いという。
スタジオでは、原田会長による桜鯛の調理の実演が行われた。瀬戸内海で水揚げされた体長約60センチの立派な桜鯛を原田会長がさばくとシュッシュッシュッと包丁の音が響き、プロの技が光る。骨が硬く調理しやすい桜鯛だが、よく切れる包丁で調理しないと、ケガをするおそれがあるという。

何でも使える「桜鯛」おすすめの食べ方は?
桜鯛のおすすめの食べ方は「刺身」。美しいピンク色の身が特徴。
気になる味は…もちもちと弾力のある歯ごたえがあり、かむほどに甘味が感じられる。出演者も出来上がった刺身を試食し、その食感や美味しさを堪能した。
原田会長からは他のおすすめの食べ方として「塩焼きや煮付けなど、何でも使える」と、タイが便利な食材であることを紹介。番組MCで岡山市出身のOHK・萩原渉アナウンサー自身、鯛めしとして味わう他、アラを煮たものを使い翌日に雑炊にして食べているという。

岡山では「ニシガイ」とも呼ばれる「アカニシ」 おすすめの食べ方は?
次に紹介されたのはアカニシという巻き貝。
アカニシはサザエに似ているが、ツノが少ないのが特徴。東京湾や有明海、瀬戸内海でも取れる貝で、原田会長によると岡山地域では「ニシガイ」とも呼ばれている。アカニシの旬も3月から5月で、産卵期に入るため身が太っておいしくなるという。
原田会長おすすめのアカニシの食べ方は「ボイルして酢ミソで食べる」。
番組ではコリコリとした食感が特徴のアカニシの「刺身」も紹介され、出演者たちはアカニシの「酢ミソ和え」と「刺身」を試食。番組MCのOHK・藤本紅美アナウンサーも「酢ミソで食べると貝のうま味と酸味が相まって非常においしい」と絶賛した。

新鮮なアカニシは「フタ」を触ったらわかる!?
新鮮なアカニシを選ぶ際には、貝の入り口(フタ)が閉まっているものが良いとされている。貝のフタを触ったらすぐに閉じるものが生きている、新鮮なアカニシである証拠。店で売られているものは基本的にボイルしているため、生のものを買う場合は生きているものを選ぶのがおすすめだという。
鮮度の良いものを見分けるポイントを押さえて、美味しい魚を味わいたい。
(岡山放送)
