2025年4月24日の午後、岩手県釜石市でクマが住宅の外壁と塀の間に挟まり身動きが取れなくなりました。
クマは自力で抜け出し逃げましたが、付近には保育園や小学校があることから、市と警察が警戒を強めています。
4月24日の午後0時50分ごろ、岩手県釜石市小佐野町の住宅の敷地内で、住宅の外壁と塀の間に体が挟まって身動きが取れなくなっているクマ1頭を通行人が目撃し、警察に通報しました。
警察によりますと、クマは成獣とみられていて、午後2時時点で人や物への被害は確認されていないということです。
警察や市が住宅周辺の立ち入りを規制して、クマが逃げ出さないよう警戒を続けていましたが、午後2時ごろ、クマは住宅と塀の間から自力で抜け出し、東側の市街地の方向へ逃げました。
現場から30ｍほど離れた小佐野保育園では、敷地内を通り抜けるクマの姿が保育園の職員によって目撃されています。
現場から約50ｍ離れた場所には釜石市立小佐野小学校もあり、警察は児童や園児など人に被害が及ばないよう、警戒を強めています。
