4月24日朝、岩手県宮古市で同じ時間帯にクマが相次いで目撃されました。
いずれも小学校の敷地やその近くだったことから警察が周辺の警戒を強めています。
24日午前6時半ごろ、宮古市横町の宮古小学校のグラウンドにいるクマ1頭を通行人が目撃し警察に通報しました。
警察によりますとクマは成獣とみられ、小学校の東側にある山林に逃げて行ったということです。
これとほぼ同じ時間には宮古小学校から北東に約1.5キロ離れた鍬ヶ崎小学校の校舎の裏側でもクマが目撃されています。
市内では23日もクマが相次いで出没していて、それぞれの小学校では24日は集団下校をするなどの措置を取り、警察が周辺を警戒しています。
これまでにクマによる人や物への被害は確認されておらず、市は家の外にクマのえさになる生ごみなどを放置しないよう注意を呼びかけています。