今年で太平洋戦争終結から80年。唐津市厳木町では戦没者の追悼式が行われました。
戦没者の追悼式は、唐津市の9つの地区で毎年行われています。
23日厳木町で開かれた追悼式には、遺族など約50人が出席し、町内の戦没者406人に黙とうしました。
遺族の高齢化が進み出席者は年々減少していて、厳木町では、遺族会の最高齢が93歳だということです。
【厳木町遺族会会長 林田信善さん77歳】
「写真でも備品でも何でもいいから、こんなもののあったとよ、戦争時代に使いよらしたとよというですね、後世に伝えていくのが私たちの使命かと思っております」
唐津市全体の戦没者は5174人で、追悼式は、暑さが厳しくなる7月・8月ごろを避けて行われているということです。