梅雨の時期を前に、警察や消防、民間企業などが連携し災害を想定した合同訓練が1日佐賀市で行われました。

この合同訓練は、大雨や強風の影響で道路が寸断され、孤立した被災者を救助するという想定で行われ警察や消防など約50人が参加しました。

【大川内記者】
「水陸両用バギーを使った訓練です。車や徒歩では行けない災害現場やぬかるんだ場所で活躍します」

県内に2機配備されている水陸両用バギー。
合同訓練で使われるのは、今回が初めてだということです。
中には、こんな大規模な訓練も。

【大川内記者】
「防災ヘリがおよそ20メートルの高さから、救助者を引き揚げる訓練です」

ヘリが着陸できない場所から救助活動を行う「ホイスト救助」と呼ばれる訓練では、重傷の救助者をすぐに病院へ搬送するという想定で行われました。

【佐賀南警察署 進藤祐輔警備課長】
「災害はいつどこで発生するか分かりませんので、平素から備えと起こった時のシミュレーションですね、これを重ねて迅速に、そして的確に対応できるようにしていきたいと思っています」

ほかにもドローンを使って被害状況を確認するなど、参加者たちは本番さながらの緊張感で訓練に臨みました。

サガテレビ
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