自家用車で観光客を運んだ中国籍の男が、白タク行為の疑いで逮捕された。両国のホテルから空港まで約60kmを正規料金の約半額で運んだという。成田空港では去年4件の白タク行為が摘発されたが、今年は初めて。
成田空港で白タク行為
千葉・成田国際空港署で23日朝、報道陣のカメラに気がついたのか、カメラの方を二度見する男。

無許可で自家用車に客を乗せて料金を取る、いわゆる白タク行為をした疑いで逮捕された、中国籍のロウ・シレイ容疑者(34)だ。

警察はロウ容疑者が白タク行為をする姿を目撃していた。撮影された映像には、白いワンボックスカーからスーツケースを降ろすロウ容疑者が映っている。

警察によると、営業許可を得ず中国人観光客1人を東京・両国のホテルから約60km離れた成田空港まで運んだという。
運賃は正規料金の約半分
ロウ容疑者はアプリを通じて乗客とやり取りをしていたといい、またその運賃は正規料金の半分ほど、約1万3000円だったという。

警察の調べに対し、ロウ容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は他にも余罪があるか調べている。

成田空港では去年4件の白タク行為が摘発されたが、今年はこれが初めてだという。
(「イット!」4月23日放送より)
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