大型連休を前に、さらに賑わいの創出です。出雲大社の神門通りに店を構える水産加工品販売の老舗が店舗拡充のリニューアルを終え、4月23日に関係者にお披露目されました。

リニューアルしたのは、神門通りで営業する「福乃和」。
大田市で水産加工品などを製造販売している「和田珍味」が運営している店舗で、2013年の開店以来となる本格的な改修工事を終えました。
完成した新店舗は、隣接の空地を取り込んで店舗面積をこれまでの約2.8倍に広げています。そして30種類に増やした販売商品の中でも目玉の1つが…。

”日本初登場!”と銘打ったふぐの切り身を入れた「おふくカレーパン」。テイクアウトして神門通りの食べ歩きを楽しむことができます。

岡本楓賀アナウンサー:
ふぐがゴロっとしています。カレーのスパイシーさとふぐの上品な味が共存して、食べたことない新鮮さがあります。

また新設されたカフェスペースでは、出雲の伝統食「うず煮」が味わえます。
うず煮は、旧暦の元旦に振舞われる縁起物の料理で、ご飯の中にふぐだし、とらふぐの皮などが入っています。さらに…。

岡本楓賀アナウンサー:
新しく屋上に設置されたテラスに来てみると、出雲大社の鳥居を正面に見ることができます。

ここでは飲食を楽しみながら、神門通りの賑わいなどを体感できます。
その神門通りは、出雲大社で2008年から2013年に営まれた「平成の大遷宮」を契機に、飲食店や土産店が出店して賑わいを取り戻しました。

その後も出店は続き、当初25店舗ほどだった通りが、今では約65店舗と3倍に迫る店舗数へと拡大しています。
「平成の大遷宮」とともにオープンした福乃和も、今回のリニューアルに多くの来客を期待します。

和田珍味・加藤俊平さん:
フグの専門店として、13年間やってきた経験を生かして、今度は飲食で楽しんでいただけるような店舗づくりを目指しております。

福乃和のリニューアルオープンは、4月24日10時からです。

TSKさんいん中央テレビ
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