愛媛県内で去年1年間に大麻を所持したなどの疑いで検挙された人数は、10年間前の約3倍に増え、特に30歳未満の若い世代の割合が増えていることが分かりました。
警察によりますと、愛媛県内で去年1年間に大麻の所持の疑いなどで検挙されたのは33人。過去10年間の最多は2022年の63人であるものの、10年前と比べると約3倍になっています。
このうち30歳未満の若い世代の割合は23人で約7割を占めています。
覚せい剤関係の検挙は10年前と比べ半分以下に減少していて、大麻関連で検挙が増えている理由は、国内で栽培が可能で、より依存度の強い薬物の利用のきっかけになっていると分析しています。
大麻を巡っては去年12月の法律の改正により、不正な利用も罰則の対象となっていて、警察は取り締まりの強化や大麻の危険性のPRに努めたいとしています。
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