テレビ新広島は地震や豪雨などの災害から県民の命を守る情報発信を強化するため、県内の自治体と、順次、災害情報発信協定を結んでいます。21日、豊田郡大崎上島町との締結式がオンラインで行われました。
この協定は、大崎上島町とテレビ新広島が連携して災害に関する正確な情報を迅速に発信することを目的としています。
協定では、災害が予想されたり発生した場合、両者は連携して「警戒レベル」や避難所情報、発災後の生活支援情報などを番組やホームぺージ、SNSで発信するほか、平時においても土砂災害の恐れのある地区や防災への取組等の情報発信に取り組むことなどを定めています。
協定締結にあたり大崎上島町の谷川正芳町長は「災害が発生し緊急を要する際、テレビの情報発信は大きな力となる。生活支援情報の発信についても力になってもらいたい」と話しました。
また、テレビ新広島の箕輪幸人社長は「リアルタイムで大勢の人に情報を届けることができるのがテレビの力。1人でも多くの命を守るため全力を挙げ、取り組んでいく」と述べました。
テレビ新広島は、今回の大崎上島町との協定締結で、広島県と県内全ての自治体と協定を結んだことになり、引き続き、災害報道や防災・減災に向けた情報発信を真摯に取り組んでいく方針です。