季節外れの暑さが続く中、快適な夏を迎えるために、この時期にやっておきたいのがー

◆ダイキン工業 広報 鵜川結依さん
「エアコンの試運転を実施することをおすすめしている」

大手空調メーカーのダイキン工業によると、7月のエアコンに関する問い合わせ件数は4月に比べると約4倍に増えるということで、その時期にトラブルが起きてもすぐに対応できない可能性があるといいます。

いま試運転をしてエアコンが正常に稼働する状態であれば、安心して夏を迎えられるというわけです。

では、試運転はどのように行えばよいのでしょうか?

◆ダイキン工業 広報 鵜川結依さん
「まずは運転モードを冷房にして、最低温度(機種にもよるが16~18℃ほど)に設定して10分ほど運転するのがポイント」

なぜ最低温度にするかというと、例えばエアコンの温度設定が22℃で室温が20℃だった場合、エアコンは「室内をこれ以上涼しくする必要は無い」と判断して冷房をすぐに止めてしまい、試運転が不十分となってしまう場合があるそうです。

最低温度に設定して冷房で10分ほど試運転し、冷風がきちんと出ているか、異常を示すランプが点灯したり点滅したりしていないか確認してほしいといいます。

夏場に故障すると命にも関わる「エアコン」。

快適に夏を過ごす準備は今から始めておいたほうがよさそうです。

テレビ西日本
テレビ西日本

山口・福岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。