被爆80年となる8月9日の平和祈念式典で読み上げる「平和への誓い」の被爆者の代表を選ぶ審査会が15日に開かれ、12人から7人に絞られました。
代表者は6月上旬に決まります。
審査会は被爆者や有識者など5人の委員で構成されています。
今年の「平和への誓い」には県の内外の12人から応募があり、15日は被爆体験や訴えたいことについて書面審査をし、79歳の胎内被爆者を含む7人にまで絞りました。
代表者選定審査会 調漸 会長(長崎平和推進協会 理事長)
「被爆者が記憶を自分の体験として話せる人が減っていく中で、80年は貴重で大事な位置づけ」
次の選考では5分間のスピーチ映像を審査します。
調漸 会長
「訴える力、世界の人の心に響くかが大事なポイント」
映像審査を経て、6月上旬に代表者が決まります。