真っ昼間の住宅街で赤いスポーツバイクを持ち去る一部始終を防犯カメラが捉えた。犯行時間はわずか1分足らず、警戒の様子もなく堂々とした手口だったという。
わずか1分で…カメラが捉えた自転車窃盗
東京・目黒区で6日午後3時頃、住宅街に自転車ドロボーが現れた。とある住宅前の防犯カメラには、堂々と自転車を盗み出し、持ち去る犯行の一部始終が撮影されていた。
被害者は犯行の様子について「あんまりためらわずパッと見つけてパッと…」と話している。

防犯カメラには、当初、画面左からキャップをかぶり全身黒ずくめの人物がふらーっと歩いてくる様子が捉えられていた。
黒ずくめの人物は通り過ぎるのかと思いきや、道路の真ん中で立ち止まりUターン。ターゲットにロックオンした様子だった。

狙いは手前の黄色い買い物自転車ではなく、奥にとまる約7万円の赤いスポーツバイクだ。
当時、カギがかかっていないことを瞬時に見極めたドロボーは手際よく持ち出し、その場を去っていった。犯行時間は1分足らずだった。
白昼堂々の自転車窃盗…大胆犯行に違和感
被害者によると、ドロボーは20代後半から30代前半の男で、映像からある違和感を覚えたという。

被害者は「こんな黒い服着ていたら夜狙うとかそんな感じですけど、カメラとかも全く警戒したり探す仕草もないので…普通じゃないですよ」と語っている。
警視庁が自転車ドロボーの行方を追っている。
(「イット!」 4月15日放送より)
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