大地震に見舞われたミャンマーの人々への支援を呼びかける募金活動が、4月13日、長野市で行われました。県内在住のミャンマー人も参加しました。
「ミャンマー人を助けてください」
13日、善光寺の参道で募金活動を行ったのはミャンマー支援に取り組む団体や市民有志などでつくる実行委員会です。
3月28日、ミャンマー中部でマグニチュード7.7の地震が発生。軍事政権によりますと、3600人以上が死亡したと伝えられています。
募金活動には、県内在住のミャンマー人およそ10人も参加しました。
坂城町在住のミャンマー人 コ・モー・ウィンさん:
「大きな地震が起きた場所で困っているのは食べ物、飲み物がない。日本人たちからも助けてもらいたい」
坂城町在住のコ・モー・ウィンさんは、家族は無事だったものの、震源に近い街に住む友人を亡くしました。
在日ミャンマー人コミュニティーで連絡を取り合って支援に動いていますが、日本人にも心を寄せてほしいと訴えています。
寄付した人:
「微力ですが、お役に立ちたいという気持ちでうかがいました」
ミャンマー大地震被災者支援募金実行委・若麻績敏隆代表:
「ミャンマーのことを忘れないでほしい。今も大変な生活をしているので、お一人お一人が自分たちに何ができるか考えてほしい」
寄せられた募金はNGOなどを通じて現地に送られるということです。