4月15日、冬の間通行止めとなっていた観光道路・八幡平アスピーテラインの開通式が開かれました。
しかし、15日はあいにくの天気で全面通行止めとなり、訪れた人は16日以降の開通を心待ちにしていました。

15日午前10時に開通を予定していた八幡平アスピーテラインは、朝の山頂付近の気温は氷点下4度で道路に雪が積もり凍結していたため、全面通行止めとなりました。

それでも15日はふもとの松尾八幡平ビジターセンターで県や八幡平市の関係者が出席し開通式が開かれました。

アスピーテラインのゲートには通行止めを知らずに訪れた観光客などの姿もありました。

訪れた人
「きょうは開かないというのを、ここに来てから知ったので残念。また次の休みもリベンジしに来たい」

訪れた人
「結構高く積もった所を通れるのは、なかなかないので見たいなと思った」

日本一の長さを誇る全長27キロの雪の回廊。この冬は雪が多かったため雪の壁が最も高いところは7.3メートルと前の年よりも1.3メートル高くなっているということです。

八幡平市の佐々木孝弘市長は「全国からあるいは世界からもたくさんの人に来ていただいて、この絶景を見ていただければと思う」

16日は天候が回復すれば午前8時半に開通する予定で、雪の回廊は5月上旬まで楽しめる見込みです。

岩手めんこいテレビ
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