佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり、九州防衛局は15日、7月9日に駐屯地を開設し、機体の配備を始めると県に伝えました。
先ほど、県庁に九州防衛局の江原康雄局長や現在、千葉県木更津市でオスプレイを運用している輸送航空隊の青山佳史隊長が訪れ、配備のスケジュールを県に伝えました。
【輸送航空隊 青山佳史隊長】
「7月9日以降、飛行の安全を最優先に、整備の状況・天候の状況などを加味しながら、(オスプレイが)順次佐賀駐屯地に来る予定」
防衛省の計画では、ことし7月9日に「佐賀駐屯地」を開設し、木更津市の輸送航空隊を移駐するとしています。
また、機体の配備も順次進める予定で、17機すべての移駐が終わるのは8月中旬を予定しています。
いつ飛行を始めるかは未定だということです。
佐賀空港の西側で進んでいる駐屯地の建設はおととし6月に始まり、オスプレイの配備に最低限必要な隊庁舎や格納庫などを優先して整備しています。
オスプレイを配備した後も工事は続き、最終的には陸自オスプレイ17機と目達原駐屯地のヘリ50機が配備される見通しです。