石川県で、配達員の男が置き配指定の荷物を、道路から玄関へ高く放り投げる姿を防犯カメラが捉えた。荷物の外箱は、少し破損していたという。販売サイトは謝罪し、配達員を厳しく指導すると説明した。利用者は、再配達を増やさないため置き配をしていたが、対面での受取を検討せざるを得ないと話している。
防犯カメラが捉えた「乱暴な置き配」
住宅の玄関に設置された防犯カメラが捉えたのは、配達員によるまさかの行動だった。

配達員は、「置き配」が指定されていた荷物を、道路から玄関の前まで放り投げたのだ。
荷物を注文した、石川県に住む男性は「信じられない」と話す。

石川県に住む男性(50代):
置き配予定の品物が、自宅の玄関に向かって投げつけられていた。まず信じられないっていうのが、第一印象です。あの投げ方をみると慣れていて、当たり前のようにやっていたので、常習かなと感じる。もう怒りしかないですよね。
当時、男性は2階にいたが、玄関からドンっという大きな音が聞こえた為、防犯カメラの映像を確認したところ、配達員が荷物を放り投げる様子が記録されていた。
「厳しく指導する」謝罪受けるも…置き配への信頼揺らぐ
男性が注文したのは電動シェーバーで、外箱を確認すると少し破損していたという。

石川県に住む男性(50代):
かなりの高さから放り投げられていたので、何らかの衝撃が加わっている。(シェーバーは)一応動きはしましたが、乱暴に扱われた商品なので、今後故障とかあるかもしれないと、不安を抱きながら今朝は使用した。
男性が、商品を購入した販売サイトのカスタマーセンターに問い合わせると、謝罪の言葉があり、「配達員に厳しく指導する」と話したという。

石川県に住む男性(50代):
もし常習的にやっているのであれば、それなりの謝罪をして頂きたい。
男性はこれまで、再配達を増やさないためできるだけ「置き配」を指定していたが、こうした事態があれば、対面での配達などを選択せざるを得ないと話している。
(「イット!」4月14日放送より)