東北自動車道を走行中、突然ウインカーも出さず車線変更してきた車が割り込む瞬間がカメラに捉えられた。クラクションを鳴らす間もなく、車間がわずかでも違っていれば大事故になっていた可能性もあった。
また、神奈川県でも不審な車の突然の車線変更で、接触寸前の“ヒヤリ運転”が確認されており、安全意識の重要性が問われている。
ウインカーなしの急な車線変更…
東北自動車道・蓮田SA付近で3月25日午前8時20分頃に撮影されたのは、親子水入らずの楽しいドライブが一転、あわや衝突寸前のヒヤリとした瞬間だった。

撮影者が3車線の真ん中を走行していると、左側を走っていた車がいきなり、目の前へ車線変更してきた。よく見ると、ウインカーも出していない。
その瞬間、撮影者は、「ひゃー!ごめんなさい!」と叫びながらもとっさにハンドルを切り、緊急回避をした。
当時を振り返り撮影者は、「クラクションを鳴らす余裕もなく、とても怖かったです。車が少なくて空いていたので、なぜ急に車線変更したかもわからないですし…」と語っている。

接触寸前のわずか数秒前には、追い越し車線を通り過ぎる車もあり、あと少し早ければ大きな事故になっていた可能性もあった。
また、事故を回避できたのは“ある存在が守ってくれた”からかもしれないと撮影者は語る。
「2024年の冬に飼っている犬が死んで、お出かけするときはいつも写真とか一緒に連れて行ってたので。もしかしたら守ってくれたのかな…」と撮影者はこぼしている。
車線変更でヒヤリ!接触寸前にクラクション
神奈川・海老名市の246号海老名付近で3月26日午前1時半頃、こちらでも思わずヒヤリとする瞬間がカメラに捉えられていた。
当時、撮影者は幹線道路を走行していたところだった。
しかし、右から車線変更してきた青い車が減速したため、避けようと追い越し車線へ移動した。

ところが次の瞬間、なぜか再び青い車が車線変更。接触寸前となり、撮影者は思わずクラクションを鳴らした。
撮影者によると、「多分ミラー見てなかったんだろうなって動き」だったという。また、青い車の動きを不審に思い、距離を取って走行していたと話している。
あわや衝突の事態に遭遇した撮影者は、「分岐の度にブレーキ踏んでるから、なんかおかしい人かもみたいな。そういう運転はなるべく控えて欲しい。周りにも迷惑をかけてしまうんで…」と苦言を呈している。
(「イット!」 4月11日放送より)