身近な食べ物を木彫りの作品で再現するアーティスト、キボリノコンノさんの展覧会が、12日から秋田市で始まりました。
キボリノコンノさんと、来場した子どもたちのテープカットで開幕した展覧会。
会場では、食べ物にそっくりな木彫りのアート作品約130点を楽しむことができます。
新作の「お吸い物」は、おわんの内側に湯気や光の反射を描いて透明な汁を表現。訪れた人たちはリアルな作品の数々に驚いていました。
来場者は「氷とかみたらし団子とか、木を彫って塗装しているだけなのに透明感があって、どうすればあんな塗装ができるのか不思議」と話していました。
キボリノコンノさんは
「おいしいものを見に行くような気持ちで、気楽にみなさんに集まってくれたらうれしい」と展覧会をPR。
展覧会は、秋田市の県立美術館で5月25日まで開かれています。