B1リーグ2024‐25シーズンの第31節、4月12日と13日に迎える島根スサノオマジックは、ホーム松江で川崎ブレイブサンダースと対戦する。

この試合の実況を担当するTSKさんいん中央テレビの福島睦アナウンサーが、データを基にこの試合の見どころ、ファンのブーストポイントを解説する。

〇島根スサノオマジックは、32勝18敗で西地区2位。
首位の琉球ゴールデンキングスを5ゲーム差で追いかける。
前節の長崎ヴェルカ戦は、苦しみながらも72対63で勝利。
平均得点は79.9でリーグ9位、平均失点は74.2でリーグ4位、平均リバウンド数は39.9でリーグ3位となっている。

〇川崎ブレイブサンダースは、14勝36敗で中地区8位と最下位に苦しんでいる。
前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦は70対73で敗れた。
平均得点は78.4で11位、平均失点は86.8で23位、平均リバウンドは35.0で21位となっている。

今シーズンは初対戦。B1での過去の対戦成績は、島根3勝、川崎9勝で、島根は2022年12月以来の3年ぶりの勝利を狙う。川崎は昨シーズン2連勝している。

3ポイントシュートの成功率は、島根が33.5%、川崎が33.4%で、ともに総得点のうち3ポイントシュートの占める割合が昨シーズンから低下。
島根はインサイドの得点を伸ばしている一方、川崎はファストブレイクからの得点を伸ばし、2ポイントシュートの成功率は昨シーズンの22位から10位に上げている。

島根は、3ポイントシュートの成功率が30%を割り込むと、昨シーズンは12勝24敗だったが今シーズンは前節の長崎戦で成功率22.7%だったが勝利するなど、8勝10敗に盛り返している。3P成功率が40%を超えた試合は10勝3敗。

第4Qに失速する傾向の改善なるか注目で、第4Qの得点は平均18.7でリーグ19位に落ち込んでいる。

川崎は、第3Qの得点が課題で、バイウィーク以降で18.0とリーグ19位、対照的に第4Qは22.7でリーグ3位。島根と川崎の後半の戦い方が勝利を左右しそうだ。
ファストブレイクポイントは、リーグ3位で、ギンズブルグHCが掲げたアップテンポなバスケが数字に表れている。
ベンチポイントが平均30.7でリーグ3位。効果的な選手交代で勝利を引き寄せることができるか。

フリースローの成功率は、島根71.2%でここ数試合は課題となっている。
川崎は74.8%でリーグ6位。リーグ1位の成功率95.9%の篠山が引っ張る。

CS進出と西地区逆転優勝をめざす島根にとって、川崎戦は連勝が絶対条件だ。

TSKさんいん中央テレビ
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