有田焼の伝統に独創性を融合させた作品が、国の内外から高く評価される陶芸家の葉山有樹さんの作品展が、12日から松江市で開かれます。これを前に内覧会が開かれ、関係者に作品が公開されました。
直径46センチの大きな皿、「登龍門慶盤」。
有田焼特有の色合いに、大皿に描かれた細密な文様が独創的な美を表現しています。
制作したのは、佐賀県の陶芸家・葉山有樹さん。
有田焼の伝統に独創性を融合させた作品が、国の内外で高く評価されています。
松江市の松江テルサで12日と13日に開かれる「千年の華・葉山有樹展」。開幕を前に11日に、関係者に展示作品が公開されました。
会場には、紀元前5000年から18世紀までのユーラシア大陸をテーマにした作品など28点。いずれも陶磁器としてのかたちを極限まで追求、そこに「超絶技巧」と称される高度な技術で細密に文様を施し、独創的な美の世界が表現されています。
葉山有樹さん:
作品の表向きだけじゃなく、内側にある魂も含めて作品のご案内をしたいと思います。
「千年の華・葉山有樹展」は12日と13日のの2日間、松江市の松江テルサで開かれます。