沖縄で、車が対向車線を逆走してファストフード店へ入っていく危険な瞬間をカメラが捉えた。入口は別にあるにもかかわらず、ショートカットするための逆走だったとみられる。一方、大阪や千葉でも、無理な追い越しや“コンビニワープ”といった身勝手な運転が相次ぎ、ドライバーのモラルが問われている。
危険な逆走ショートカットで店に進入する車
沖縄・那覇市の道路で3月11日に撮影されたのは、目の前を走る白い車が対向車線を逆走し、ファストフード店に入っていく瞬間だった。

画面奥からは対向車も迫ってきていた。そもそも店には右折車用の入口があるにもかかわらず、車は対向車線を逆走して、ショートカットする形で左折専用の入口から進入していたのだった。
工事中の片側通行で無理な追い越し
一方、大阪・豊中市で3月1日、こちらでも身勝手な運転がカメラに捉えられていた。
当時、工事中のため道路が1車線となっており、撮影者は誘導員の指示に従い停止していた。そして対向車に道を譲っていた時、問題の車と遭遇することになった。

撮影者の後ろにいた車が突然、まだ対向車が来ているにもかかわらず、撮影者を追い越して進もうとしたのだ。
これには運転していた撮影者も、「えーっ!? 何でこの車抜かすの?対向車線出てるからさ。信じられへん後ろの車」と驚いた様子で話している声がドライブレコーダーに記録されていた。
交差点を“コンビニワープ”で無理やり突破
“身勝手極まりない運転”はまだまだ撮影されている。
千葉・松戸市の交差点で3月22日、ドライバーは信号待ちのために停止していたところだった。

そこに後ろから来た黒い車が「もっと前に行け」と言わんばかりに背後に迫り、強引にコンビニの駐車場に入っていった。
さらに車は止まることなく再び道路へと出ると、撮影者の前を横切っていった。建物の敷地を通り抜け、信号待ちを回避する、いわゆる“コンビニワープ”なのだが、今回は輪をかけて悪質なもので、撮影者は、「左にあるコンビニの駐車場をワープして右に曲がっていくという、“コンビニワープ”するにも悪質」と指摘した。
(「イット!」 4月10日放送より)