大阪市・西成区の飲食店で男が傘を振り回し、店のガラスドアを破壊する様子がカメラに捉えられた。直前に店の前で別の男と取っ組み合いのケンカをしていたという。

オーナーは怒りの矛先を、たまたま目の前にあった店のドアに向けたのではと困惑している。

傘を振り回し飲食店のドアガラス粉々に

大阪市・西成区で3月29日午前1時過ぎ、飲食店の目の前で撮影されたのは、握りしめた傘でホームランでも狙うかのようにフルスイングする男だった。

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男は白いTシャツ姿で何度も傘を振り回し、鈍い音を響かせていた。

店に恨みでもあるのか、それとも空き巣目的だったのか。最後は傘を道ばたに放り投げ画面から消えていった。

直後に撮影された店のドアはガラスが粉々に割れ、見るも無残な状態だった。

けんかの腹いせで、目の前の店に八つ当たり？

なぜ男は傘を振り回し、ドアを破壊したのか？店のオーナーによると、当時店の前にはこのフルスイング男と、もう1人男性がいたという。

「サラリーマンみたいな。2人組の男がお店の前で、揉めてるというのはだけは確認とれた。取っ組み合いのケンカをしてて、馬乗りになったりとか」と話すオーナー。

しかし、店の前で始まったというケンカから、なぜ店が被害を受けることになったのか。

店のオーナーは「たぶん、傘持って相手を殴ろうとしてたけど、そこで理性が働いて『人殴ったらあかんわ、振りかぶったけどどうしたらいいかわからん』パリン！なんじゃないかなと思ってる」と推測している。

オーナーは「完全とばっちりですね。人の物に当たるのってよくないよなって思う」とも話し、店のドアを破壊したフルスイング男が名乗り出てくるのを待っている。
（「イット！」 4月9日放送より）